潤腸湯(じゅんちょうとう)【薬局製造販売医薬品】
潤腸湯(じゅんちょうとう)【薬局製造販売医薬品】
薬局製造販売医薬品をご購入のお客様へは、ご注文後に当薬局薬剤師から「医薬品の情報提供メール」をお送りいたしますので、ご確認の上、必ずご返信下さいますようお願い申し上げます。ご返信を確認しました時点で、ご注文の確定となります。
詳しくは煎じ薬(薬局製剤)ご購入の流れをご覧下さい。
潤腸湯は、「万病回春」を原典とする、便秘に用いられる漢方薬です。
効能・効果
体力中等度又はやや虚弱で、ときに皮膚乾燥などがあるものの次の症状:便秘
成分と分量
1包(大人1日量)中に次の成分を含んでいます。
トウキ 3.0g
ジオウ 6.0g
トウニン 2.0g
キョウニン 2.0g
キジツ 2.0g
オウゴン 2.0g
コウボク 2.0g
ダイオウ 2.0g
カンゾウ 1.5g
マシニン 2.0g
用法・用量
本品1包に、水約500mLを加えて、半量ぐらいまで煎じつめ、煎じかすを除き、煎液を3回に分けて食間に服用してください。
上記は大人の1日量です。
年齢 | 服用量 |
大人(15歳以上) | 上記の通り |
7歳から14歳 | 大人の2/3 |
4歳から6歳 | 大人の1/2 |
2歳から3歳 | 大人の1/3 |
2歳未満 | 大人の1/4以下 |
3か月未満 | 服用しないこと |
<用法・用量に関連する注意>
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。
(4)煎じ液は、必ず熱いうちにかすをこしてください。
(5)本剤は必ず1日分ずつ煎じ、数日分をまとめて煎じないでください。
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
1.次の人は服用しないでください
生後3カ月未満の乳児。
2.本剤を服用しいている間は、次の医薬品を服用しないでください
他の瀉下薬(下剤)
3.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
相談すること
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(5)高齢者。
(6)次の症状のある人。
むくみ
(7)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
関係部位 | 症 状 |
消化器 | 食欲不振、胃部不快感、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 | 症 状 |
間質性肺炎 | 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。 |
偽アルドステロン症、ミオパチー | 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。 |
肝機能障害 | 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 |
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
下痢
4.1週間位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
5.長期連用する場合には、医師又は薬剤師に相談してください
保管及び取扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください(誤用の原因になったり品質が変わります。)。
(4)煎じ液は腐敗しやすいので、冷暗所又は冷蔵庫等に保管し、服用時に再加熱して服用してください。
(5)生薬を原料として製造していますので、製品の色や味等に多少の差異を生じることがあります。